通話距離の目安(ロングアンテナ・交互通話時)
電波条件の良い海上、山頂やスキー場などで遠くまで開けた場所:1〜2kmまたはそれ以上

農地や河原、野原など障害物がない平地:500m〜1km程度

見通しの利く道路上、郊外の住宅地など障害物の少ない場所::500m程度

市街地など障害物の多い野外:200m程度

屋内:構造によって大きく差が出るため、一概には言えません。特に縦の階層間の通話は、フロアが大きな障害となるため、
  直線距離では十数メートルでも通話をすることが出来ない場合があります。

ショートアンテナ、デジタル方式、同時通話では、人体を含む障害物やアンテナの向き、歩くなど移動に伴う電波の飛び方の変化などの影響を受けやすく、上記の目安の1/2程度まで通話距離が落ちる場合があります。
(連続通話モードではさらにその1/2以下に有る場合があります)。
通信距離について
特定小電力無線機の通信距離は、お使いの環境によって大きく変わります。

ロングタイプのアンテナを搭載する機種が距離的には一番有利で、回転収納式がこれに続きます。

ショートアンテナタイプは、小型店舗や障害物の場所等少ない場所等の近距離通話用で、「距離より携帯性・ステルス性」
  を絶対的に重視する用途に向いています。

デジタル方式の機種は電波の性質上、長いアンテナでも通話距離は短くなります。
よくある質問について・・・
某巨大オークションサイトにてよく見かけるアメリカより直輸入されているモトローラ社のトランシーバーですが、
  日本国内では既に割り当てられている周波数を使用しているため運用は出来ません。

ご使用になられる方はチャンネルでしか表示されないため、一般には通信している周波数が知られていません。
  販売している業者は告知もしていません。

この無線機は462メガヘルツ帯及び467メガヘルツ帯の周波数を使用する無線機で、防災行政無線及び放送事業用無線
  などの重要無線通信に妨害を与えるおそれがあります。

簡単に言いますと生命に関わる業務無線の周波数が使われております。

知らないで購入し使用しても1年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。


総務省では、この件について2006年度以降、重点的に取り締まりを行うそうです。
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特定小電力無線の通話距離